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好き
大好き
いつも心の奥で何度も何度も呼び掛ける。
呼び掛けるだけで言葉にできない。
貴方はいつも隣で待ってくれているのに―――――――――
スミマセン
いつも
いつも
言葉にできなくて…
ごめんなさい
好きです
大好きなんです
「テイトく〜ん、愛してるよーvV」
「……知ってます///」
「テイトくんは…俺のこと、好き?」
少し屈んで上目使いに見つめられる。
「……///」
「…なんてね、少し気になっただけだよ」
ヘラリと笑いながら"ゴメンね"と謝られた。
どうして小佐が謝るんですか?
悪いのは俺の方なのに・・・
心で分かっていても、言葉にしなければ伝わらないことが沢山ある。
だから―――
今言わなければ小佐が離れていってしまう気がする―――
今言わないと
「…あのっ」
きっと―――
伝えなければ―――
「俺もヒュウガ小佐のこと…!」
ちゅっ
自分からするのは恥ずかしくて
ほんとに触れるだけのキス
「大好きですっ///」
顔は触れなくても分かるくらい熱い。
それでも伝えなければと思ったから
「誰にも渡したくないくらい…好、きです…」
最後は聞き取れるかどうか分からないくらい小さな声
それでも精一杯伝えた。
そしたら急に抱き締められて
「ありがとうっ!//」
って言われた。
「今までなかなか言えなくて、ごめんなさい」
「俺一人が好きなんじゃないかって思ってた…言ってくれてありがとう。すっごく嬉しいよ!…暫くこのままでいて良い?」
「…少しだけなら///」
不安にさせてゴメンナサイ
貴方以上に俺は好きなんです
愛してるんです
そう言葉にすることができなくて、ただ抱き付くしかできない俺を小佐は優しく受け止めてくれた。
2008/8/7